学校行事と育児が重なった時どうする?我が家の乗り越え方
6歳差育児をしていて「これは年の差育児ならではの悩みだな」と強く感じるのが、学校行事と乳幼児育児が重なる問題です。
運動会、授業参観、学芸会、PTA活動……小学生の上の子の行事は思っている以上に多く、そのたびに赤ちゃんや幼児を連れての参加に頭を抱えます。
わが家もこの問題に何度もぶつかってきました。授業参観に次女を連れて行ったら泣き止まなくて長女に申し訳なかった日、運動会で次女のお世話をしながら長女の出番を見逃しそうになった日、PTAの役員会に行けずに悩んだ日……。
でも試行錯誤を重ねるうちに「こうすればなんとかなる」という方法が見えてきました。この記事では、6歳差育児中のわが家が実践している学校行事の乗り越え方をお伝えします。
6歳差育児の学校行事問題:具体的に何が大変なの?
授業参観:静かな教室に乳幼児を連れていく緊張感
授業参観は基本的に静かな環境で行われます。そこに月齢の小さな乳幼児を連れて行くのは、正直かなりのプレッシャーです。泣き出したら?ぐずったら?走り回ったら?そういった不安を抱えながら参加することになります。
わが家では次女が0〜1歳のころの授業参観が一番大変でした。授乳のタイミングと参観の時間が重なることもありましたし、抱っこしながらずっと立ちっぱなしというのも体力的にきつかったです。
運動会:一日がかりのイベントを乳幼児連れでこなす
運動会は一日中外にいることになります。乳幼児の日焼け対策、昼寝のタイミング、授乳・ミルクの場所の確保、離乳食やおやつの準備、急な天候変化への対応……通常の外出より格段に準備が必要です。
さらに長女の出番を見届けたい気持ちと、次女のお世話をしなければならない現実のはざまで、気持ちが引き裂かれる思いをしたこともありました。「お姉ちゃんの運動会なのに、ちゃんと見てあげられなかった」という罪悪感はリアルにありました。
PTA活動:役員や係を断ることへの罪悪感
小学校に入ると避けて通れないのがPTA問題です。乳幼児がいる間は役員や係を断りたいところですが、「また断るの?」という雰囲気や、周囲への申し訳なさを感じることもあります。
6歳差の場合、「上の子が小学生になったころには手が離れていると思っていたのに、また赤ちゃんがいる」という状況が、周囲には少し理解されにくいこともあります。
わが家が実践した乗り越え方
授業参観の乗り越え方:パパと交代作戦
授業参観はパパと交代で参加するスタイルが、わが家では一番うまくいっています。前半はわたしが参観してパパが次女を外で見ており、後半は交代する。こうすることで、次女がぐずっても慌てず対応でき、長女の授業もしっかり見られます。
パパが仕事で来られない日は、思い切って次女を連れて行きます。そのときは事前に担任の先生に「乳幼児連れで参加します。ぐずったら廊下に出ます」と一言伝えておくだけで、気持ちがずいぶんラクになりました。先生も保護者の事情を理解してくださっていることが多く、声をかけたことを後悔したことはありません。
運動会の乗り越え方:役割分担と事前準備が命
運動会こそ、夫婦の役割分担が重要です。わが家では「パパが長女の動画を撮る担当、わたしが次女のお世話担当」と明確に決めてから臨むようにしました。役割を決めておくことで、どちらかが長女を見逃すという事態を防げます。
事前準備も念入りに。次女の昼寝タイミングを運動会当日に合わせて数日前から調整する、授乳・ミルクの時間をプログラムに合わせて考えておく、ぐずり対策のおもちゃや音の出ないお菓子を準備しておくなど、細かい準備が当日の余裕を生み出します。
また、長女の出番の時間帯だけ集中して見られるよう、それ以外の時間は次女のお世話に専念するという割り切りも大切です。全部完璧にこなそうとすると必ず無理が出ます。
PTA活動の乗り越え方:正直に状況を伝える
PTAについては、乳幼児がいることを正直に伝えることが一番です。「現在0歳の子どもがいるため、今年度の役員は難しい状況です」と明確に伝えると、多くの場合理解してもらえます。
わが家では役員は断りつつ、できる範囲の係(名簿管理や広報の一部など、家でできるもの)は引き受けるようにしました。「断るだけでなく、できることはする」というスタンスを示すことで、周囲との関係も良好に保てています。
同じように乳幼児連れのママがクラスにいれば、互いに「一緒に免除してもらいましょう」と声をかけ合うのもおすすめです。同じ状況の仲間がいると、気持ちがぐっとラクになります。
学校からの急な呼び出しへの対応
小学生の子どもがいると、体調不良などで学校から急な呼び出しがかかることもあります。乳幼児のお世話中に「今すぐ迎えに来てください」と連絡が来たときの焦りは、経験した方にしかわからないと思います。
わが家では、緊急時に頼れる人のリストを事前に作っておきました。夫、両親、義両親、近所の信頼できるママ友。誰が動けそうか、連絡の優先順位を決めておくことで、いざというとき冷静に動けます。一人で抱え込もうとしないことが大切です。
行事に乳幼児を連れて行くときの実践的な持ち物リスト
授業参観・学芸会など室内イベント向け
室内イベントに乳幼児を連れて行くときに欠かせないのは、静かに過ごせる工夫グッズです。音の出ないおもちゃ、お気に入りのぬいぐるみ、シール帳など、子どもが静かに集中できるものを厳選して持っていきます。
また、授乳ケープや哺乳瓶、おむつセットは当然ですが、万が一泣いてしまったときにすぐ外に出られるよう、出口に近い場所で参観するという位置取りの工夫もおすすめです。
運動会など屋外イベント向け
屋外イベントでは日差し対策と水分補給が最優先です。ベビー用日焼け止め、帽子、ブランケット(日陰での防寒用)、飲み物を多めに。離乳食やミルクの温度管理も忘れずに。
抱っこ紐は必需品で、次女がぐずったときにすぐ抱っこできる状態にしておくと安心です。ベビーカーは混雑した運動会会場では邪魔になりやすいので、スペースの確保が難しければ抱っこ紐一択にするのが賢明です。
まとめ:完璧にこなそうとしないことが乗り越えのカギ
学校行事と乳幼児育児の両立は、正直なところ「完璧にこなすことは不可能」です。でも工夫と割り切りと周囲への協力依頼を組み合わせることで、「なんとかなる」レベルには持っていけます。
長女に「お母さん、来てくれてありがとう」と言われたとき、次女をおんぶしながら必死に参観していたしんどさが一気に吹き飛びました。完璧じゃなくていい、そこにいることが大切なんだと実感した瞬間でした。
6歳差育児中のすべてのパパ・ママへ。学校行事はひとりで抱え込まず、できる範囲で、できる形で乗り越えていきましょう。
よくある質問:学校行事と育児の両立について
Q. 授業参観に乳幼児を連れて行ってもいいですか?
A. 学校によってルールが異なりますが、多くの場合は乳幼児連れの参観を認めてくれています。事前に担任の先生や学校に確認しておくと安心です。「ぐずったら廊下に出ます」と一言添えて参観することで、周囲への配慮を示しながら参加できます。
Q. 運動会にひとりで乳幼児を連れて行くのは無謀ですか?
A. 無謀ではありませんが、事前準備と割り切りが必要です。上の子の出番の時間だけ集中して見ると決める、ベビーカーより抱っこ紐を使う、飲み物や日焼け対策を万全にするなど、準備を整えれば十分に乗り越えられます。可能であれば夫や祖父母に同行をお願いするのが一番の解決策です。
Q. PTAの役員を断り続けても大丈夫ですか?
A. 乳幼児がいる期間は断って大丈夫です。ただ、できる範囲の協力を示す姿勢は持っておくと周囲との関係が良好に保てます。多くの学校では乳幼児がいる保護者への配慮があります。状況を正直に伝えることを恐れず、必要な時期には遠慮なく免除をお願いしましょう。


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